以前、ブログで話題に取り上げた「熱いよ」メッセージを出すマシンですが、先日ついに昇天してしまいました。ブック型の省スペースケースだったせいあるのでしょうけど、NetBurstアーキテクチャのCPUには、パッシブダクトが必須のようです。
同様のケースでも、AthlonX2 BE2350は、安定運用できています。
交換用の部品には、 ブック型の省スペースケースでパッシブダクトがなくて冷却性能が低いこと、予算は抑えたいこと、電気代も抑えたいこと、を重視して、VIAのMM3500という製品を選択しました。
MM3500は、VIAのCPU(C7 1.5GHz )がオンボードで搭載されているマザーボードです。現在、実売13000円くらいです。これに1Gのメモリを2枚、160GBのHDDを買って、25000円くらいでした。
処理能力はほどほどになのでしょうが、故障したマシンの用途を考えると十分と判断しました。
まず、1台をリプレースしました。期待通りの働きをしています。安定もしているようでした。勢いでPentium3で動作していたマシンもMM3500にリプレースしました。こちらのケースもパッシブダクトなし。
今のところ安定動作中。少し難はあるけれど投資に対しては十分満足しています。
「少し難」について何点か。
- メモリはDDR2 667まで、ただしシングルチャネル動作
- 1台はDDR2 667。DDR2 667シングルチャネルで動作
- もう1台はDDR2 800。DDR2 667シングルチャネルで動作
- 両方とも値段はあまり変わりません。
- Debian4はSATAにつないだHDDを認識できない
- ATAではうまくいきます。1台目運用中
- FC7はSATAにつないだHDDを認識できる。ただし不具合のあるカーネルも存在する
- デフォルトカーネル OK
- 2.6.22.5-76.fc7 OK
- 2.6.22.5-85.fc7 NG
- 2.6.22.9-91.fc7 OK。2台目運用中