知人にサーバを貸しました。すると、やたら重いのですが、という声が聞こえてきました。マシン自体のスペックは最新版です。1駅とはいえ手持ちで移動したからもしや故障?、とひやひやした、そんなとき。
同じ回線に接続された別マシンと比べて、 phpinfo ページの表示速度が異様に遅いとのこと。
見せてもらうと確かに貸し出したマシンは表示が遅いし、別マシンは表示が速い。
とりあえず、シェルログインして、w3m で phpinfo ページに接続してみました。
快速です。
てことは、DNS まわりのトラブルかなぁと霊感が働きます。
霊感の根拠は、貸し出したときにさかのぼります。そういえば、SSHDの立ち上がりももっさりだった。経験上、SSHDの立ち上がりがもっさりするときはDNSにアクセスできないとか、DNSサーバのレスポンスが遅いときです。
その他にも、プログラムは裏でDNSにアクセスしていることが多いので、DNSまわりが遅いともっさりしがち。今回は、特に httpd.conf に HostnameLookups On も入れてあるし。
ということで、HostnameLookups Off に変更して再度アクセスします。
快速です。
Off のままでも良いかと思いましたが、キャッシュ専用DNSを貸し出したマシンで立ち上げて、resolv.confを書き換えます。
HostnameLookups Onにして、再度アクセス。
快速です。
どうもサイトの表示が重い。。。ということでApacheのチューニングを探していたところ、こちらの記事に辿り着きました。
内容はまさにドンピシャの内容で、無事キャッシュ専用DNSを立ち上げて、パフォーマンスがアップしました。とても助かりました。ありがとうございます。