7月某日 契約書を書いてまた書いてまた書いて

「入札後、5日以内に契約書を出すことになっています。詳しくはこちらの資料を読んで下さい。この資料とこの資料はこちらからお送りします。」
「はい」

入札直後のやりとりです。このときは、この後、4回も同じようなやりとりが続くとは思ってもおりませんでした。

入札後1回目の訪問。資料を読んで、自分なりに仕上げます。はじめての製本テープにはじめての契印。引き締まった気分になりました。でも所詮素人のやること。
「こことここを直して下さい」
「はい」
掛印、ふむふむ。勉強になります。

入札後2回目の訪問。自信作です。
「ご苦労様でした」
「よろしくお願いします」
ほっと一息。

何日か後。
「この資料が必要でした。FAXするので挟んで持ってきて下さい」
「はい。至急対応します!」
不正なんとか。さすが一筋縄ではいきませんね。

入札後3回目の訪問。
「さらにこの資料が必要でした。挟んで下さい」
「はい。資料は郵送でよろしいですか?」
「かまいませんよ」
債権なんとか。小さい企業は大変なのですね。

入札後4回目の訪問。
「こことここをこう直して下さい。」
「はい。資料は郵送でよろしいですか?」
「かまいませんよ」
そうか。入札の時ああだから、契約方式はこう書くのですね。ふむふむ。

何日か後。
「契約書ができました。取りに来て下さい。」

以上入札後、約一か月間の出来事でした。

契約書を受け取りに行った際に、納品や請求の手続きを説明いただきました。

「はい。了解しました。」

やはりそれなりの手続きが必要なようです。しっかりやろう、改めてそう思ったのでした。

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